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栃木県で特別研修会が開催されました
2015-03-01
カテゴリ:講習会
3月1日(日)、栃木県宇都宮市の栃木県総合文化センターの会議室において公益社団法人全国運転代行協会主催の特別研修会が開催されました。
今回の研修会は、宇都宮市を中心に140名の事業者と従事者が参加し、いよいよ4月1日から施行される地方への事務権限移譲についてと、春の繁忙期を前に運転代行事業者及び従事者向けの事故防止を中心に行われました。
 
当日は来賓として栃木県飲食業生活衛生同業組合 事務局長 掛川薫 様、栃木県社交飲食業生活衛生同業組合宇都宮支部長 中野智之 様、宇都宮カクテル倶楽部 代表幹事 清野一人 様の料飲関係三団体のトップの方に加え、「カクテルの街・宇都宮」として売り出し中の宇都宮市の佐藤栄一市長もご臨席され、ご祝辞をいただきました。佐藤市長からは「ご自身が代行をよく利用されていたこと。安心してお酒が飲める街にするために飲食をする人と、飲食店の橋渡しをするのが運転代行事業者であること。さらには、公共交通網を整備している宇都宮市においては、高齢者の方も車で出掛けやすい街作りをしており、そういった方々が街中で飲食する機会も増え、今後運転代行はさらになくてはならない存在になること」を力説されました。
宇都宮カクテル倶楽部・代表幹事の清野様からは「カクテル倶楽部のメンバーの仕事が成り立つ上で、自動車社会の宇都宮においてお酒を飲まれる側も提供する側も、運転代行は不可欠の存在である」と力強いお言葉をいただきました。
 
主催者を代表して、当共済の理事長でもある丹澤会長が「来る4月1日から施行される国から地方への事務権限移譲に向けて、運転代行業の健全化を阻害する問題点を各県ごとに検証し、その地域の損保、共済の加入組合の垣根を超えて事業者が団結して行政に働きかけることが大切であること。変更届義務、損害賠償措置等の義務違反に関する周知徹底の話があり、悪質業者を排除するための自助努力なすべき絶好の機会であると捉えたい。」と挨拶しました。
第二部では、始めに栃木県警察本部交通部交通企画課の池澤警部補からは「栃木県内における2013・2014年の交通事故全般と運転代行業における状況と事故防止のポイント」についての情報提供がありました。
 
続いて当共済協同組合専務の金澤と事業推進部長の手塚から「共済を通して事故防止について注意するべき点。特に随伴車のドライバーの方の役割が多い事」を中心に情報提供しました。また「事故の事例研究を通して、事故の対応(対被害者・警察・利用者・紹介飲食店)はどうしたのかなどを取り上げ、業界のレベルアップと利用者からの信頼を勝ち取るためのポイント」を話しました。
 
これだけ多くの方が参加されたのは、全国でも有数の運転代行利用者の多い地域である栃木県の県都である所以かと思います。代行利用促進のためにこれだけの事業者・従事者が集まられたことに、その関心と安全に対する意識の高さを感じました。
また、今回は(公社)全国運転代行協会栃木県支部の皆様が、全ての準備、運営をされ、運転代行の仕事において、必要不可欠な事故防止の意識を高めていただくための「事故防止研修」の時間を取ってくださったことに、深く感謝申し上げます。
 
また、この研修会の模様は、「3月2日付朝日新聞」に掲載されました。
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