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北海道で交通事故防止特別講習会が開催されました
2014-04-20
カテゴリ:講習会
平成26年4月20日(日)に札幌市にある「かでる2・7」で、『公益社団法人全国運転代行協会主催 交通事故防止特別講習会』が午後1時30分から午後4時30分まで開催されました。
この講習会には北海道警察本部交通企画課屋代課長補佐がご来賓・講師として招かれたほか、公益社団法人全国運転代行協会(以下:協会)会長を兼務する当共済の丹澤理事長と当共済の金澤専務理事が、特別講師として出席しました。協会と協力して、この講習会が北海道の運転代行業界に少しでもプラスの効果がもたらされるようバックアップしました。
道警屋代課長補佐の講演では、北海道の交通事故や交通死亡事故、そして飲酒運転に関する現状を受けて、運転代行業界が担う重責について話されました。万全な補償、適正な営業、業務中や移動の走行におけるマナーなど、法令遵守について話されたのち、DVD「償いの十字架」が放映されました。交通事故が被害者と加害者、そしてその家族の人生を台無しにしてしまい、hokkaido3.JPGのサムネール画像加害者は大きな社会的・法的制裁を受けることが切々と伝えられました。「運転代行は飲酒運転を未然に防ぐ立場にある。しかし日ごろから事業者とドライバーが交通事故防止を強く意識し、交通安全に努めなければ交通事故の当事者になりうる」と出席者のコメントがありました。
丹澤理事長は協会会長として、全国的に「随伴車両の変更届出義務違反」が、都道府県の警察から「いま最も多い運転代行事業者への処分項目」と問題視されていることを例に、これが起こる原因を推察し、「利用者が安心して運転代行を利用できるよう、保険業界の基本に忠実な“適正な補償”を講じること」の重要性を、優良事業者評価認定制度と関連づけて概説しました。
当共済と協会が強く関わるSDDプロジェクト、当共済主催のJD共済presents SDD全国こども書道コンクール(北海道・北海道教育委員会・北海道警察・札幌市・札幌市教育委員会・協会が後援)、同書道作品展などの社会貢献活動についてもふれ、飲酒運転根絶のためにこの業界は最も力を発揮できる位置にあることを強調しました。
「丹澤理事長の“この業界のために、自分にできることを命がけでやる。やりとおす、やってみせる”という心意気に強く心を打たれた。感銘した。いまこの業界であそこまで言い切れる方は丹澤理事長しかいない」と出席者のコメントがありました。
金澤専務理事は当共済制作の「事故防止DVD」はじめ、運転代行サポートブックなどを活用して起こりがちな事故と防げる事故を示し、当共済が提唱する「セーフティペア」の重要性と期待できる効果を豊富な経験と専門知識をふんだんに織り混ぜて説明しました。
交通安全に努めることや、業界全体で事故を減らしていくことが、運転代行事業者やドライバーにとって広義にメリットをもたらすと強調し、これによってこの業界の社会的地位が高まると、屋代課長補佐と丹澤理事長の講演と連結した内容に、出席者らは大きく頷きながら聴講していました。
「この業界から事故をなくすことが、この業界や自分たちの会社の発展につながると、今日再認識させてもらった。社内で想いを共有したい」と出席者のコメントがありました。
 
協会の樋渡北海道支部長はじめ、支部会員のみなさんの熱意が、この講習会で形あるものとなり、多くの出席者が『運転代行業界の今後』を現状に即して考えるきっかけとなったに違いありません。まだ来ぬ春の訪れを待つ北海道と同じように、来るべくこの業界の春の訪れを予感しつつ講習会は終了しました。
当共済は北海道警察や協会と連携し、引き続き北海道の運転代行業界をサポートしてまいります。
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