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第13回 SDD全国こども書道コンクール

1.審査会

  2025年1月9日(木)~1月12日(日)にかけて、各エリアの放送局で選考を実施しました。
今年も、多くの子どもたちが「飲酒運転をなくそう」という強い想いを込め、工夫を凝らした作品を寄せてくれました。どの作品もメッセージ性が高く、審査員一同、評価に頭を悩ませる場面が多々ありました。

【審査会風景】

       
        

2.アワードセレモニー

2025年1月18日(土)から1月26日(日)にかけて、各エリアの放送局にて開催されました。
各エリアで優秀賞を受賞した子どもたちは、「飲酒運転」という難しいテーマに対し、子どもならではの柔軟な発想と深い洞察力を活かした作品について、堂々と発表していました。
発表後は、作品のメッセージ性やデザイン性に加え、発表時の表現力も重視した審査が行われ、最終的に最優秀賞が選出されました。

【日程】
(1) 北海道・東北ブロック  1月19日(日)     
(2) 関東・中部ブロック   1月25日(土)
(3) 北陸・甲信越ブロック  1月18日(土)
(4) 近畿・中四国ブロック  1月18日(土)
(5) 九州・沖縄ブロック      1月26日(日)
        北海道・東北ブロック
        関東・中部ブロック
        北陸・甲信越ブロック
        近畿・中四国ブロック
         九州・沖縄ブロック

【その他会場の様子】

当日は、表彰式に加え、DJ体験なども行われ、子どもたちは新たな発見に笑顔を見せていました。また、地元の「住みます芸人」によるユーモアあふれるトークが披露され、「飲酒運転撲滅」をテーマにした大切なメッセージが伝えられました。緊張していた子どもたちも次第にリラックスし、笑顔でセレモニーを満喫していました。
◆DJ体験
◆住みます芸人によるトーク
秘蔵(北海道・東北ブロック)
富士彦(関東・中部ブロック)
伊藤もとひろ(北陸・甲信越ブロック)
チャイルドプリンス(近畿・中四国ブロック)
カイラ カイキンショウ(九州・沖縄ブロック)

【アワードセレモニー終了後の集合写真】

         北海道・東北ブロック
         関東・中部ブロック
         北陸・甲信越ブロック
         近畿・中四国ブロック
         九州・沖縄ブロック

3.LIVE SDD 2025

『LIVE SDD 2025』には、今年も1万人のSDDメッセンジャーが集結し、飲酒運転撲滅への想いを共有しました。
全国から応募があった作品の中から見事最優秀賞に輝いた5人の子どもたちは、ステージに登壇。作品に込めた想いや工夫した点を堂々と発表し、会場全体がその真摯なメッセージに耳を傾け、一体感に包まれました。
【最優秀賞受賞者と作品の紹介】
■北海道・東北ブロック  澤口 さくらさん

「人生楽しく生きたけりゃ」という言葉を、楽しさが伝わるように文字をバラバラに配置して書きました。

私は小学1年生のときから書道コンクールに参加しています。

みんなに楽しく生きてもらえたいので、飲酒運転せず正しい選択をしてほしいと思います。
■関東・中部ブロック   近藤 真奈さん
飲酒運転の事故のニュースを聞くたびに、「なぜするのか」「なぜやめられないのか」「事故が起きたらどうなるのか」と考えます。事故を起こせば、被害者はもちろん、加害者も元の生活ができなくなり、不幸へと向かい戻れなくなってしまうことを「一方通行」という言葉で表現しました。
「飲酒をしたら運転しない」と思ってもらえるような言葉を選びました。大人のみなさん、お酒を飲んだら運転しないでください。
■北陸・甲信越ブロック   間野 紬希さん
お酒を飲んだ時でも思い出せるように、3つの「なし」を使ってリズムよく表現しました。飲酒運転は、自分や他人の未来を簡単に奪ってしまうものです。「ちょっとぐらいなら大丈夫」という、そんなろくでもない選択を絶対にしてほしくないという想いを込めて書きました。
■近畿・中四国ブロック   野秋 和奏さん
「軽さ」と「重さ」の言葉の雰囲気に合った字体で書きました。
今年は阪神・淡路大震災の発生から30年の年です。災害は、当たり前に続くはずだった日常を一瞬で奪ってしまいます。それは交通事故も同じです。
「一杯くらい大丈夫」という軽い気持ちで飲酒運転をすると、何よりも重い命を奪う可能性があるということを伝えたくて、この作品を書きました。
飲酒運転をしてはいけないという当たり前のことを、全員が再認識し、やっていいことと悪いことの区別をつけることが大事だと思います。
■九州・沖縄ブロック   杉山 実優さん
お酒を飲んだ後に運転をしなければ、なくすことがきるのが飲酒運転です。飲酒運転は、多くの人の平穏な日常を奪ってしまうかもしれません。
お酒は、良い判断ができるくらいの「良い酔い方」までにして、誤った判断をしないでほしいという想いを込めて、「良い」と「酔い」をかけました。
飲酒運転は、運転前の判断さえ間違えなければ、必ず撲滅することができます。どうか、運転前には大切なものを守るための「良い判断」をしてください。

【 グランドパフォーマンス 】

エンディング前に、司会者の紹介で、総合司会・小倉智昭さんの追悼VTRが流れました。
さて、今年のLIVE SDDもいよいよエンディングを残すのみとなりました。
昨年、我々SDDプロジェクトに悲しいお知らせがありました。総合司会を務めてくださった小倉智昭さんが旅立たれたということです。
2009年にこのプロジェクトに参加し、2010年からは総合司会として『SDDはライフワークの一つ』と力強く宣言し、飲酒運転撲滅のために私たちと一緒に活動をしてきました。

この後、『総合司会・小倉智昭さん追悼VTR』が上映されました。

最後にこの曲を、大切な人を想って心に届けます。『 Heal The World 』

小倉さんの映像の力強い呼びかけを合図に、グランドパフォーマンが始まりました。

【グランドパフォーマン】 書道パフォーマンス ~ Heal The World

グランドパフォーマンスでは、5名の子どもたちが書家・森大衛氏と書家(教授)・竹内朱莉氏と共に、大きなパネルにそれぞれのメッセージを書き入れ、一つの作品を完成させました。

 キモチの軽さ 事故で真っ青 ろくでなし 

酔いに負けない 良い判断 飲酒運転の 選択なし 』
グランドパフォーマンス作品をステージ中央に掲げ、出演者全員で『Heal The World』を歌い、観覧したすべての人の心をつないで「飲酒運転をしないこと」「飲酒運転をさせないこと」を深く心に誓いました。
[LIVE SDD 2025出演アーティスト] ※出演順
BUDDiiS / 竹内朱莉 / WOLF HOWL HARMONY / パンダドラゴン
超ときめき♡宣伝部 / SOPHIA / TRF / STARDUST REVUE 
[SDD全国こども書道コンクール]
書家 森大衛 / 書家(教授) 竹内朱莉

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