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神奈川県運転代行協会・全国運転代行協会神奈川県支部第4回安全講習会が開催されました
2014-11-10
カテゴリ:講習会
11月10日(月)、横浜市日本大通りの横浜情報文化センターで神奈川県運転代行協会と公益社団法人全国運転代行協会神奈川県支部の共催による、第4回安全講習会が15事業者の参加のもと開催されました。
 
冒頭で田中義光県協会会長から開催の挨拶とともに、運転代行業界の現状について話があり、ゴルフ場や結婚式場など昼間の代行利用が増えていることや、それが飲酒運転根絶、ひいては交通安全に寄与していることが披露されました。今後は、来年4月の権限移譲に向け、業界が抱える違法・脱法行為の問題を無くし、代行事業者が結集して、更なる業界の健全化を目指そうという話で締めくくられました。
 
続いて県警本部からは、運転代行に関する事務を担当されている交通総務課の高橋警部補から、警察庁発表の全国のデータを基に、神奈川県の状況について情報提供されました。最も多い時期で133社であった県内の認定事業者数が、現在は101社であること、毎年15社程度が新規認定をとり、ほぼ同数が廃業していることなど、現状と課題が浮かび上がる内容でした。
 
公益社団法人全国運転代行協会の会長であり、当組合の理事長でもある丹澤会長からは、権限移譲を中心に話があり、県庁・県警と事業者が、それぞれの地元でより一体的に代行業界の将来を考えて意見交換する場を持つことの重要性を訴えました。さらに今後は運転代行事業者も他業界と同様に消費税の納付、従事者に対する社会保障の完備等が必須となり、関係機関からも注視されるであろうという話がありました。
締めくくりは当共済事業推進統括部の手塚統括部長から、「繁忙期に向けて経営者がなすべきこと」というテーマで話がありました。「事故を起こさないように!」という掛け声だけでなく、事故の原因から見えてきた「随伴者ドライバー」の役割を、いかに事故防止のために活かしてもらうかということにフォーカスして事例紹介がありました。また最近の事故事例を踏まえ、経営者の責任を再認識してもらう場面もあり、参加した事業者は一様に深く頷きながらペンを走らせていました。
 
新しく会員になられた方も加わって活発な意見交換がなされ、「今までこういう活動があることを知らなかった。もっと周りの同業者に声を掛けて業界を良くしたい。」という前向きな声を聴きながら、あっという間に3時間の講習会は幕を閉じました。
 
ジェイ・ディ共済は、飲酒運転根絶のための大切な受皿である運転代行業のために、運転代行サポートブックや事故防止DVDなどを活用し、事故を無くそうと努力されている皆様の取り組みをこれからもサポートして参ります。
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