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「2015おたる安全安心夏の市民出動式」に参加
2015-07-10
カテゴリ:活動報告
昨年7月13日に小樽市銭函のおたるドリームビーチで起きた悲惨な飲酒ひき逃げ事件を前に、7月10日(金)、「2015おたる安全安心夏の市民出動式」と献花式が、小樽マリン広場とドリームビーチ近くの事件現場で行われました。
当日は夏日の日差しの下、多くの小樽市民と関係団体が交通安全と防犯を願い、広場に集まりました。この出動式は小樽市と小樽警察署の主催で行われ、海上保安庁、交通安全協会、防犯協会、タクシー協会、小樽商科大学などとともに、運転代行業界からは公益社団法人全国運転代行協会北海道支部長の樋渡義章氏と、当共済総代のロータス:山田靜昭代表、北海道運転代行社:村井善嗣代表、北海道運転代行社グループ北海道東区運転代行社:廣田学代表、同北海道中央区運転代行社:金子貴守代表、十勝地方運転代行連合会:栗原政志会長らが参加しました。
前日の9日には、一周忌を前に、ひき逃げの被告に対し求刑通り懲役22年の判決が言い渡されたこともあり、出動式、献花式ともに多くの報道陣が詰めかけ、事件の衝撃の大きさを改めて感じさせる日となりました。
出動式では、当共済が提供した「SDD全国こども書道コンクール」展示作品を前に、主催者である小樽市の森井秀明市長から「飲酒運転根絶に力を入れ、撲滅に向けて取り締まりを強化する。様々な事故や犯罪に対し、市民の意識高揚を図ることが重要」と挨拶があり、升田小樽警察署長は「1年前の悲惨かつ衝撃的な事故が悲しい記憶として刻まれている。出動式によって市民と連携し、小樽市の安全と安心を祈願する」と述べられました。
その後会場沿道では、各団体と各町内会で人波を作り、幟旗で「旗の波」作戦を行い、旗の波の前を通って出動した各団体がそのまま事故現場へ献花に向かいました。
事故現場では、樋渡支部長が森井市長、升田警察署長らと並んで献花と黙とうを行いました。
 
昨年、夏のドリームビーチの代行依頼を受けておられた北海道運転代行社グループの村井代表は、「飲酒運転根絶の受け皿として、自分たちが日中のビーチを一手に引き受けるような状態で営業していたのに、言ってみれば受け切れずに起きた事件という気持ちがあり、それが悔しい」と語られ、2度と繰り返してはならないという思いから、グループ3社でこの日の出動式に参加された経緯があります。
出動式のあと、随伴車両に飲酒運転根絶の書道作品メッセージを貼って街なかを走り、書道作品によって飲酒運転根絶を訴えながら当日の営業に向かわれました。
 
当共済では、今後も全国でこの随伴車両用書道作品ステッカーを活用して、様々な啓発活動や企業との連携のなかで飲酒運転根絶を訴え、運転代行のイメージアップと認知度アップを図り、組合員の利用促進の機会を拡げていきたいと考えております。
この日、忙しい時間を調整してご参加いただいた支部長、総代始め、連合会会長、北海道運転代行社グループ各社の代表と、会場での随伴車待機と書道作品展示にご理解とご協力をいただきました小樽警察署に御礼申し上げます。ありがとうございました。
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