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新着情報

ふじのくに交通安全県民フェアが開催されました
2016-11-01
カテゴリ:ニュース
去る10月29日(土)、30日(日)の2日間、静岡県しずおか市にあるツインメッセ静岡において、「第10回ふじのくに交通安全県民フェア」が開催され、JD共済も参加しました。(二日間で約3万人が訪れ、両日の来場者はそれぞれ約1万人と約2万人)
DSC05669.jpgのサムネール画像今年も数多くのステージイベントや体験コーナーが企画され、JD共済からは、例年通り、第1回から第4回までの書道コンクール応募作品の展示で参加し、少しでも来場者に足を止めて観ていただけるように、富山の売薬さんの紙風船とともに、書道作品を素材として活用した紙風船の型紙などを提供しました。
当日は、会場の入り口からメインステージに向かう通路に書道作品の展示スペースを設けたため、通られるほとんどの来場者が展示スペースで足を止めて、子どもたちのメッセージを読み込んでいたほか、書道作品とともに飾られた紙風船を手に取っておられました。
 
また、賑やかな展示場所から肩越しに見える場所に、「生命のメッセージ展」(主催:いのちのミュージアム)会場が設けられていました。このメッセージ展は、理不尽な事故や犯罪で命を奪われた犠牲者お一人おひとりの等身大の人型を「メッセンジャー」として、遺品の靴とともに展示するもので、ある参加企業の取締役は、書道作品とメッセンジャーをひとつひとつ丁寧にご覧になりながら、「賑やかな啓発イベントの中に、書道作品とメッセンジャーがあり、人々の心の戒めとして強く訴えて来るものがある。このような企画は必要である。」と評されました。特に企業の取締役(=社員、従業員を指導監督する立場の方々)から、このような言葉が聞かれたことは、交通安全に対する啓発として非常に意義のあることといえます。
さらに、来場した子どもたちが真剣に書道作品に見入っている姿が多く見受けられたことにも、飲酒運転根絶啓発のすそ野の広がりを感じました。同じ学年と思われる子どもたちの作品には特に興味を示し、思いを乗せた筆運びや、発せられたメッセージをそれぞれの心に感じ取っていたようでした。この子どもたちも、イベント会場で感じたものを一過性で終わらせることなく、書道コンクールに参加するなど、一緒に考えてくれることを期待します。
交通安全に対する意識は、自転車のルールや横断ルールのように、幼い頃から教えることが、子どもたちを守ることになります。
飲酒運転という犯罪は、一見子どもとは関連が薄いように思えますが、子ども本人はもちろん、保護者が犠牲になれば、子どもたちのしあわせも未来も奪われてしまいますし、運転免許を取得できる年齢、お酒が飲める成人になってから危険性を自覚したのでは遅すぎます。
寄せられたメッセージはどれも尊く胸に響き、我々大人は考えさせられるばかりですが、いつまでも子どもの力に頼っていては、本来子どもがもっと子どもらしく楽しく明るいことを考える時間を、大人が奪っていることになりはしないでしょうか。
大人が考えなければならない「飲酒運転」という犯罪について、子どもから教えられている現状を、変えなければいけません。犠牲になるのは、いつも子どもたちなのです。
飲酒運転のない未来をこどもたちへ。
大人の努めです。
 
早くから準備に携わられたご担当の皆様、協賛された企業、団体関係者の皆様、お疲れさまでした。
そして、今年もJD共済に参加のお声掛けをくださって、ありがとうございました。
JD共済はこれからも、子どもたちの書道作品を通して飲酒運転根絶を訴えて参ります。
 
作品展のお問い合わせは、ジェイ・ディ共済協同組合 事業推進企画部まで。
076-405-6166(平日10:00~17:15)
個人、団体、企業を問いません。
お気軽にご相談ください。
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