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北海道庁で書道作品が展示されました
2017-11-28
カテゴリ:ニュース
北海道の冬の交通安全運動期間中の11月16(木)、17日(金)の2日間、道庁道民ホールに於いて、恒例ともいえる「全国こども書道コンクール」の応募作品展示が行われました。
庁舎を訪れた多くの道民が、子どもたちの真摯なメッセージに足を止めて、飲酒運転根絶への思いを新たにされました。
 
北海道では、札幌市東区内で、妻と子ども、友人を載せた男性の運転する車が、ハンドル操作を誤り、1歳の子どもさんが車外に投げ出されて死亡するという、痛ましい事故が記憶に新しいところです。
この事故は、1軒目から次の店に移動する際は運転代行を頼んだにも関わらず、3軒目へ移動するときに、40分かかると代行業者に言われて、待ちきれずに自分で運転してしまったという事件でした。
1軒目では判断することができたのに、2軒目では、アルコールのせいでその判断が鈍り、悲劇を生んでしまったものです。
こんなとき、運転を止めることができたのは、妻や友人、そして一旦代行を呼んだお店の人たちでした。「飲酒運転させない環境」であるはずの人たちが、その役を果たしてくれなかったことが残念でなりません。
その結果、大切なお子さんを亡くした両親が、被害者でもあり、加害者にもなってしまいました。
 
アルコールは、一旦体に入ると、これほどに人の判断を鈍らせます。この判断を止めるためには、いかにドライバーの周りの環境が大切かがよくわかります。
 
これから12月に入ると、全国で冬の交通安全運動が始まります。
冬季の道路状況に加え、忘年会シーズンで飲酒の機会も増えますので、思いやりのある運転を心掛けたいものです。
 
北海道以外でも、飲酒運転根絶啓発のための作品展示など、書道作品の貸し出しについてはお気軽にご相談ください。
ジェイ・ディ共済協同組合 事業推進部まで 076-405-6166(平日10時から17時まで)
 
また、第6回「SDD全国こども書道コンクール」は、作品応募受付中です。
飲酒運転という犯罪を無くすために、全国の小中学生の皆さんの力を貸してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://jd-kyosai.com/shodo/
 
悲劇を繰り返さないよう、「止められる環境」である自覚を皆が持つために、書に込められた子どもたちの願いを、大人はしっかりと受け止める必要があります。
 

「飲酒運転のない未来をこどもたちへ」
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