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御殿場運転代行連絡会発足式に、丹澤理事長が協会会長として臨席
2017-07-27
カテゴリ:講習会
7月18日(火)に、御殿場市名鉄菜館において、「御殿場から飲酒運転を根絶する」をスローガンとした「御殿場運転代行連絡会発足式」が開催され、当共済の丹澤理事長が公益社団法人全国運転代行協会会長として、招かれました。
 
冒頭、同連絡会の髙瀨朋宏会長から、「飲酒運転の受け皿である運転代行業を、社会に認めてもらうことが私たちの生きる道であり、私たちは商売敵ではなく、『同業者=仲間』という意識で、業界の最新情報を学び、法令を順守して、社会に貢献していきましょう」と、開会挨拶がなされました。
 
続いて、滝口達也・御殿場市副市長から、「代行事業者自らが、このような会を発足されたことは素晴らしいことであり、とても意義深いことだと思います。市長も連絡会の事業者様の心意気に感銘しており、今後は、行政とともに、この『御殿場から飲酒運転を根絶する』というテーマを進めていきます」と、心強いお言葉をいただきました。
 
記念講演として、清水能弘・御殿場警察署交通課係長から、静岡県および御殿場市における交通事故状況と実際の事故発生現場においての注意・予備知識のほか、代行業務中に起こりうる事故に対する回避についてのアドバイス等が話されました。
 
引き続き、(公社)全国運転代行協会会長である当共済・丹澤理事長からは、次の8項目についての話がなされました。
 
①運転代行業の歴史
②運転代行業法施行の意義
③順法意識の低下と業界健全化における問題点 
④損害賠償措置の義務付けの徹底 
⑤労働基準法に基づく従業員の雇用 
⑥適正な納税
⑦行政による立入検査の実施 
⑧業界健全化の一環として同協会が取り組んでいる官民一体の違反者通報制度について
 
そして、丹澤会長は、次の餞(はなむけ)の言葉で結ばれました。 「『御殿場運転代行連絡会』の発足を機に、御殿場から飲酒運転がなくなるように、そして、皆さんの業が成り立つように、皆さんが心をひとつにして、胸を張って多くの方々に利用していただきましょう!」  
その後、同協会・霜鳥理事から、神奈川県の料金体系を例に、適正な代行料金の考え方と利用者保護対策のひとつとして掲げられている料金メーターの規格化についての現状と今後の方向性が報告されました。また、山本・静岡県支部長からは、沼津市の代行の状況と飲酒運転根絶の活動への取り組みが発表され、「現在山積している業界の問題を解決し、業界の健全化を進めるためには、私たち業者が力を合わせることが必要不可欠ですので、これからは、ともに取り組んでいきましょう」と、協力体制を呼び掛けました。
 
最後に、田辺喜義副会長が、「今日のこの発足式は非常に意義ある一歩であり、スタートです。これから、飲酒運転根絶と業界の健全化、そして私たちの事業発展のために、一致団結して進んでいきましょう」と挨拶され、閉会となりました。
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