本文へ移動

新着情報

当共済の組合員の事業所に中学生が職場体験に訪れました
2014-07-04
カテゴリ:活動報告
石川県金沢市の公立中学校が7月2日から7月4日まで実施している、中学2年生の生徒たちを対象とした『職場体験』で、当共済の総代で石川県運転代行協会会長の、株式会社プロサービスの沖津社長のもとに生徒2名が3日間にわたって職場体験に臨みました。3日目となる7月4日の様子を取材しました。
7月4日は朝からの研修で、当共済が制作した事故防止DVDや資料が活用されました。事故防止講習会などで使用されているDVDには「HIROSHIMA 飲酒運転ゼロ PROJECT」も収録されており、これを観た生徒たちは飲酒運転の恐ろしさと飲酒運転に関する問題は誰もが当事者になり得る、ということを学んでいました。続いて、運転代行とはどういう仕事かを知ってもらうために、DVDの「ドライバー篇」が上映されました。この仕事について「知らなかった」と口を揃えた中学生たちは、終始画面に見入っていました。沖津社長は飲酒運転を防ぐための運転代行業の重責を説明すると、中学生たちはこれに大きく頷き納得していました。
事務所での研修を終えると、石川県運転代行協会と公益社団法人全国運転代行協会石川県支部と共にキャンペーン活動の会場となる大手ホームセンターへ移動し、出入口前で「飲酒運転根絶」・「運転代行の利用」を呼びかけました。はじめは戸惑っていた生徒たちも、徐々に大人たちに向けて大きな声で飲酒運転根絶を呼びかけ、積極的に啓発グッズを手渡すようになりました。これについて「ありがとう」・「おつかれさま」と返答する大人の姿もあり、生徒たちの想いは大人へと着実に伝わりました。
生徒たちは、「飲酒運転は多くの人に迷惑をかけるから、絶対にしてはいけないことと思いました」「飲酒運転で事故を起こすと、たくさんのものを一瞬で失ってしまうので、本当にやめてほしいです」と言い、この職場体験をつうじて『飲酒運転は絶対にしてはいけないこと。運転代行を利用してほしい』と想いを強く抱いた様子でした。
 
 同社は7年前から、中学生の職場体験を受け入れており、指導担当者が専従して、3日間しっかりと“社会人としての学びの機会”を提供しています。運転代行業を公共交通サービスとして位置付けてしている都道府県もあり、今後ますますこのような取り組みが増えていきそうです。
 
この日の石川県金沢市はあいにくの雨模様でしたが、中学生たちが大人にむけて純粋に「飲酒運転根絶」と「運転代行の利用促進」の啓発活動を行う姿を見て、晴れやかな気分となりました。
TOPへ戻る