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新着情報

東京交通新聞に「キリン北海道ビアフェスタin千歳2015」の参加が掲載されました
2015-08-23
カテゴリ:活動報告
8月23日(日)キリンビール株式会社千歳工場でビアフェスタが開催されました。朝は一時小雨がぱらつきましたが、開場の9時には、夏の終わりの穏やかな天気に恵まれ、今年も来場者は12,000人を数え、道民にしっかり根付いたイベントであることを感じました。
このイベントには、公益社団法人全国運転代行協会北海道支部と地元運転代行事業者の皆さんが、昨年に引き続き業界として参加し、ジェイ・ディ共済も運転代行事業を補償でバックアップする立場から、飲酒運転根絶を目指す「SDD全国こども書道コンクール」主催者として、ビアフェスタイベントの主催者であるキリンビール様側から協力要請を受けて参加しました。
今年は、初めて参加した昨年より更に運転代行がクローズアップされたものとなりました。
会場内の案内看板には「運転代行受付」と明記され、入り口で配布されたチラシにも、運転代行が待機していることとともに、受付専用電話番号もしっかり記載してありました。更に待機場所の案内板もキリンビール様で準備していただいたものです。
運転代行受付と書道イベントが会場案内板に明記
運転代行予約用電話番号を記載した場内配布のチラシ
キリンビール様からは、酒類提供される側として来場者に最大限に楽しんでもらいつつ、飲酒運転につながらないようにするために、運転代行に寄せられる期待の大きさが、あちらこちらに伺えました。
運転代行の待機場所には、書道作品をラッピングした随伴車がズラッと並び、車で来場された人たちの目を惹いていました。会場に入る前にも関わらず、ご夫婦で足を止め、じっとメッセージを読む姿も見受けられました。
当日の代行依頼は昨年の倍以上で、開場間もない9時半に既に予約が入ったことは、8月6日に開催されたサッポロビール様の「おんこ祭り」での代行待機や、昨年からこのイベントで代行が待機していることをご存じで、利用することを前提に車で来場されたことを伺わせるものでした。
ジェイ・ディ共済からは、これもキリンビール様からのご提案である「おためし書道」の企画で参加しました。
正面入り口ゲートを入ってすぐ左側の、来場者の目に留まりやすいところにブースを設置していただき、入場した時点から「飲酒運転」について考えてもらえるような配置を考えてくださったようです。
キリンビール様からは、参加賞として「純水みかん」ジュースのご提供があり、実際の書道作品をデザインした、当共済の書道ノートやシール、紙風船の型紙などのジェイ・ディ共済オリジナルグッズに加え、参加者した子どもたちにはうれしいお土産となりました。
おためし参加者は予想を上回る120人以上が参加し、保護者の方には、文字を書く子供さんたちを待つ間に代行アンケートにご協力いただきました。
代行利用された方と利用されたことの無い方に分けて実施したところ、結果は利用されたことの無い方が3分の2を占めました。
この方々は、「飲むときに車では行かない」という基本的な考え方がほとんどでしたが、やはり中には、「事故が心配」「料金がよくわからない」といった意見も見受けられました。
順番待ちの盛況ぶり
順番待ちの間に展示された作品を観る子供たち
正面ゲートを入ってすぐ左に案内を設置
子供たちの作品と活用例を見ながら真剣に話し合われるご夫婦
飲酒運転についての設問では、「絶対ダメ」、飲酒運転しそうな人を見たら「止める」とほとんどの方が回答されましたが、そんな声の中でも減っていかない飲酒運転を考えると、代行業界として非利用者にいかに代行を知ってもらい、そして利用していただくかが今後の業界発展のための課題と言えます。
代行利用が増えれば、低料金化が改善されない現状で、利益を上げるために次の代行依頼を取りこぼさないようにと焦って、人の命と財産を預かるプロであべき運転代行業が事故を起こす、という悪循環も無くなります。
ジェイ・ディ共済は、これからも事故の無い運転代行業界を目指し、事業者様と手を携えて飲酒運転根絶と代行利用促進を訴えて参りたいと考えています。
今回お声掛けいただきましたキリンビール株式会社千歳工場様、朝方までの仕事を終えられてすぐ駆けつけて、啓発活動に参加してくださった運転代行事業者と従業員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
 
また、この模様は、8月31日付け東京交通新聞に掲載されました。掲載記事は下記pdfデータからご覧ください。
 
https://jd-kyosai.com/files/libs/930/201810311721148814.png
 
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