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茨城県の組合員様へ安全運転講習会を実施しました
2015-06-28
カテゴリ:講習会
6月28日(日)に茨城県鹿嶋市のまちづくり市民センターで、鹿島水郷グループ3社の「安全運転講習会」を実施しました。講習会は3部構成で行われ、鹿島水郷グループ3社のドライバー50名の方が参加されました。
安全意識の高い鹿島水郷グループ様は、事故ゼロを目指してあらゆることに手を尽くしており、今回も講習内容を大幅に変えて開催いたしました。
講師は当共済事業推進統括部長の手塚と、損害サービス部係長で鹿島水郷グループ様担当の中川が行いました。
 
手塚からは昨年度実際に起きたスピードの出てない状況での重大事故の事例研究を中心に行いました。運転手の方の状況、被害者の現況、また利用者、警察、注文を出してくれた飲食店への対応など事実に基づいて『皆さんならこのときはどう対応されます?』という投げかけは、受講者を事故の世界に自分の身を置いて考えさせるには十分すぎるほどの事例であり、皆さんは真剣な表情で考えられていました。
中川からはそれを受けて、設問方式で運転代行のドライバーの在り方を、接客と事故防止という二つの観点から、現状と望ましい姿のギャップを考えていただきました。
 
2つのパート共に、受け身でなく“自身で考えて答えを出す"というスタイルで実施しましたので、受講者からは、「実際の現場を想定してもらいながら、客車ドライバー、随伴車ドライバーの対応方法などの意見ももらい、本当にためになった」との感想をいただきました。その気付きが利用促進と事故防止に繋がればよいと感じた次第です。
今回の受講者の中には、2年前にも受講された方がいらっしゃいました。この方は随伴車ドライバーです。そのときは事故のデータを見て、自分のペアである客車ドライバーの事故が多いことに気づき、何とか事故を減らせないかと考え「自分の相方には事故を起こさせない!!」と心に決めたそうです。以来、入出庫の際にはコマネズミのように動き回り、周囲を確認して事故を防ぎ、その講習からは無事故をずっと継続しているという嬉しいお話を伺いました。
運転代行はペアのお仕事です。客車ドライバー、随伴車ドライバーそれぞれが、セーフティペアとして「自分ではなく相手を思うこと」で事故は激減します。この方の実践が物語っています。
ジェイ・ディ共済はこれからも、こういったドライバーペアを一組でも増やすことによって全体の事故防止意識が高まり、それが利用促進に繋がるよう、組合員の皆様をサポートすることに励んでまいります。
 
お忙しい時間を割いて参加されたドライバーの皆様と、ドライバーにお声掛けくださった鹿島水郷グループ様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
※掲載に際しては、鹿島水郷行様にご了解いただいております。
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