運転代行業における事故発生状況
車両1台当たりの事故発生割合(頻度率)
頻度率とは車両1台当たりの1年間に発生する事故の割合のことをいいます

※損害会社の調査に基づき作成
運転代行業務中の事故形態
発生地点

発生時間帯

取扱い事故車種別分析
JD共済の取扱い事故では、アルファード、セレナのようなミニバンやランドクルーザー、ハリアーなどのSUV車種の事故が非常に多いです。これは、乗車位置がほかの車種に比べて高く、死角が多くなり、縁石や段差が隠れて見えなくなるためです。
また、近年外国車の代行依頼が増え、それに伴う事故も多く発生しています。操作方法が国産車と異なるうえに、左ハンドル車のため運転感覚が大きく異なることが要因と考えられます。また、事故が発生した場合、修理費、代車料などが国産車より高額になります。
これらの車種は、大きさや操作性から、軽自動車や小型車と比べ高度な運転技術(車両感覚)が必要であるため、代行の依頼があった場合は、運転技術が十分なドライバーで対応させるべきです。

重大事故が起きてからでは遅い !!
ハインリッヒの法則
1件の重大事故(死亡事故や重篤事故)が発生する背景には、29件の軽微な事故が発生しており、さらにその背景にはちょっとした『ヒヤリとした経験』や、一瞬心臓が止まるかと思った『ハッとする経験』が300件存在しているというもので、労働災害事故における経験則の一つです。この法則は、建設や運輸、製造などの業界だけでなく、運転代行業や医療、行政といった分野にも広く通じる法則として、活用されています。

運転代行業務中のヒヤリハット事例
🚨お客様が、車両の横に立っているのに、車を発進しそうになった。
🚨交差点で横断する人をひきそうになった。
🚨車と車の間から道路に出たとき、走行してきた自転車と衝突しそうになった。
🚨前を走行していた客車が急停止した際、追突しそうになった。
🚨随伴車ドライバーが誘導時に、壁との間に挟まれそうになった。

運転代行のお仕事において絶対必要なリスク管理力 !!
重大事故は決して、他人事ではありません!!
小さな事故を軽視すると、奥に潜む大きな危険(リスク)につながってしまいます。
だからこそ、どんな小さなリスクでも洗い出し、対策を講じておかなくてはいけないのです。
リスク管理とは、リスクを発生させないために、その原因に対して、予防策を講じることです。
運転代行の業務には事故を引き起こす多くのリスクが存在します。
そのリスクの「原因」を事前に追求し、リスクが発生しないように取り組むことで、事故の発生を最大限減らせます!!
リスク管理力」を身につけるためには、個人で把握しているリスクを出し合い、それぞれのリスクに対する対策を全員で共有し、確実に実行しなくてはいけません。いわゆる「事故防止活動」を継続して行うことです。
この活動は高度な運転技術や専門的な知識がなくとも実践できます。
