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富山県西部地区6警察署管轄で事業者向け事故防止講習会を開催
2015-09-02
カテゴリ:講習会
9月2日(水)、富山県高岡総合プール会議室において、運転代行事業者向け事故防止講習会を開催しました。13時半からの講習には、高岡警察署地域交通官の藤井警視と、同じく高岡警察署交通課の福岡警部補にもご出席いただきました。
来賓のご挨拶として藤井交通官からは、飲酒運転根絶のために無くてはならない運転代行と位置付けられたうえで、代行従事者に交通安全のために遵守してほしいこととして、「1.ハイビームとロービームの小まめな切り替え、2.法定速度を守る、3.全席シートベルトの徹底のお願い」と、県内の人身事故が減っているにも関わらず、既に昨年の死亡者数を上回っており、その7割が高齢者であることに触れられ、「高齢者の行動を予測して交通安全に努めてほしい」というお話しがありました。
当共済からは、開会の挨拶として副理事長の金澤より、代行発祥の地と言われる富山県の運転代行の更なるイメージアップのためにも、「人の命と財産を守る」ために事故を減らしていただきたいとお伝えしました。講習は、事業推進部長の手塚と損害サービス部課長の茶木より、実際に当共済が取り扱った代行中の事故事例に基づいて、具体的で効果的な防止策について細かなアドバイスをしました。単純な話しですが、事業主としてただ「事故を起こすなよ」「気を付けろ」と声を掛けるだけでは事故は絶対に無くせません。どこにどのように気を付けなければならないかを具体的に伝えることが肝心です。この一点を話しただけで、受講された皆さんが大きく頷いておられました。
福岡警部補からは、講評として、「県外から来富される方が、高岡駅に降り立たれたとき、富山に良い印象を持っていただけるよう、事故防止だけでなく、待機される事業者はマナーにも気を付けてほしい」と話されました。
最後に、事業推進企画部長の堀田より、運転代行事業者の皆様が、地域から必要とされるお仕事に対して、誇りを持って業務に専念していただけるよう、JD共済の組合員である無しに関わらず、これからもお役に立ちたいとお伝えして閉会しました。
早朝までの業務後の参加で、眠気の襲う時間帯の受講にもかかわらず、DVD視聴後も、皆さんが真剣に講師の話に何度も頷いておられ、事業主として事故を減らすためのドライバー教育に苦慮しておられることを伺わせました。実施後のアンケートでも、ほぼ全員の参加者からドライバー向けの講習の要望がありましたので、年末の繁忙期前に実施し、大切なお客様を安全に送り届けるためのお手伝いをしたいと考えます。今回、この講習会開催に際し、お忙しい業務のなかご尽力いただきました、藤井交通官、福岡警部補、西部地区6警察署のご担当の皆様には、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。 また、事故防止対策を真剣に考えて受講してくださった事業者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。