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気仙沼市の「交通安全 新入学おめでとう大会」で書道作品展を開催
2014-02-12
カテゴリ:活動報告
宮城県の気仙沼市では、毎年『交通安全 新入学おめでとう大会』が開催されます。今回で27回目を迎えるこの大会。今年は2月7日(金)・8日(土)に開かれ、およそ900人が参加しました。
3.11東日本大震災において、ここ気仙沼市も甚大な損害を被りました。それでも「絆」が人々を支え、気仙沼の未来を担う子どもたちを守るため、この大会の灯は消えることはありませんでした。
宮城県庁を通じて、気仙沼市役所のご担当から当共済へ連絡をいただき、この大会の趣旨や概要を伺うと、全国で行なわれている交通安全や飲酒運転根絶の行事とは異なるものの、「飲酒運転のない未来を子どもたちへ」と訴える、私たちJD共済の想いと相通じるところが多いことから、書道作品展開催を決めたものです。
子どもたちが、音楽や劇によって楽しく交通安全を学んだり、クイズを通じて交通安全の話題に夢中になったりと、子どもたちの心をつかむよう工夫されたこの大会。会場にいるだけで気仙沼市役所や、気仙沼警察署の方々のこの大会にかける想いが伝わるものでした。
また、会場に気仙沼市観光キャラクターである「海の子 ホヤぼーや」が現れると、子どもたちのボルテージは最高潮。体をいっぱいに使ってダンスをする姿や、目いっぱい大声で歌う姿が会場を埋め尽くし、気が付けば来場した大人やスタッフ、報道関係者らも笑顔になりました。
一方で、復興の作業にあたる大型車両による交通事故と、飲酒運転が増えているという窮状も報告され、宮城県内で昨年88人の尊い命が交通事故で奪われたことが伝えられると、会場が沈痛なムードに包まれました。
JD共済presents SDD全国こども書道コンクールは、「厳罰や法改正だけでなく、あたたかさや、まごころで、飲酒運転はなくせる」として、子どもたちから大人たちへメッセージを発するものです。
子どもたちを守るため。子どもたちの夢を奪わないため、そして家族の笑顔を奪わないために大人は飲酒運転をやめなければなりません。
気仙沼市役所のご担当の、
「震災になって、たくさんのものがなくなりました。これ以上なくならないように、自分たちが守るべきものを守りたい。子どもたちが魅力を感じる街に。みんなで新しい気仙沼をまた創っていく」
という言葉が、今も耳に残っています。
 
「絆」。これは、飲酒運転根絶と震災からの復興において、『あたたかさやまごころ』で人と人をつなぎ、目的へ邁進する、日本全国がひとつになる大事なものと再認識しました。
 
運転代行は飲酒運転をなくし、子どもたちの未来を守る仕事です。
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