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子どもたちの書道作品が十勝池田町ワイン祭りに参加しました
2017-10-02
カテゴリ:ニュース
10月1日(日)、気持ちの良い秋晴れのもと、北海道の池田町観光協会主催による「第44回十勝池田町ワイン祭」が開催されました。
会場ではワイン飲み放題や、道産牛の網焼きのほかに、牛の丸焼き、ビーフハンバーグ、ビーフソーセージ、鮭のチャンチャン焼きなど、まるごと十勝の味を楽しむことができます。また、ワイン飲み当てコンテストなどのアトラクションも楽しめる秋の大イベントのひとつです。
今年も公益社団法人全国運転代行協会北海道支部(樋渡義章支部長)は、帯広地区会員と協力して代行用随伴車を待機させました。
他の参加イベント同様ワイン祭でも、毎年運転代行の随伴車が待機していることが浸透してきており、今年は代行利用客に待ち時間が出るほどの盛況ぶりでした。
随伴車の待機場所にはJD共済が貸し出した「SDD全国こども書道コンクール」の応募作品が展示され、併せてティッシュなどの配布とともに、道庁から協力依頼を受けた「飲酒運転根絶に関する意識調査」のアンケートも実施して、「飲酒運転根絶」と「運転代行利用促進」の活動を展開しました。
足を止めて子どもたちの書道作品に見入っていた来場者は「これを子どもが考えるなんてすごいね」と感心した様子で、なかには気に入った作品を写真に収める方もいらっしゃいました。
 
ワインを楽しむというイベントの性質から、池田町観光協会のホームページには「お酒を飲んだ後の運転は絶対におやめください。タクシー&タクシー代行、運転代行などご紹介が出来ますので、会場へのアクセスでお困りの場合、池田町観光協会までお問合せください」と紹介されています。また、タクシー代行もされているタクシー会社の役員の方からも観光協会に対し、「今年も代行さんに待機してもらって」とお口添えいただき、飲酒運転根絶にむけてますます関係者が一致団結となった今年のワイン祭です。
 
このワイン祭に、運転代行が参加して3年目になります。3年経つと、行政からもお隣の業界のタクシー会社からも「飲酒運転根絶の仲間」として信頼を得られるようになりました。また来場者も「アルコールを飲んだら自分で運転しない。車で来たら運転代行を頼むこと」という意識が当たり前になってきています。
しかし、アンケートの中には「いままで運転代行を利用したことが無い」という回答も多く見られました。これは、以前から同支部が業界として実施している『代行利用アンケート』にも表れています。「飲んだら車には乗らない」という当たり前の考え方だけでなく、「運転代行のしくみや利用方法がわからない」や、何となくであっても、持たれている「業界のイメージ」など、飲酒運転根絶の担い手として代行利用を促す方策は、今後運転代行業界全体の課題として、代行事業者ひとりひとりが考え、業界全体で取り組まなければならない課題でもあります。
今年の十勝池田町ワイン祭のように、官民一体となって「飲酒運転根絶」に向けて力を合わせていくことは理想的です。
まずは代行事業者が力を合わせて、行政やイベントの主催者に地道に伝えていくこと、地域の交通サービスとして、運転代行業界と一緒に活動したほうが、より早く「飲酒運転根絶」が浸透していくのだということを、積極的に訴え続けていくことが必要です。
 
イベント終了後、樋渡支部長は、「イベントや啓発活動への参加協力は、地道な活動であっても継続をしていくことが大切であると、つくづく考えさせられる。継続していくためには、地元業者がその意味を理解し、積極的に参加することが望ましい。」と、今後の課題を語られました。
 
土曜日の代行業務終了後、すぐに参加された支部会員の皆様、樋渡支部長、お疲れさまでした。
 
今年も、飲酒運転根絶のための代行待機に向けて、ご尽力くださった観光協会の皆様、池田町の皆様、ありがとうございました。
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